お灸の作り方
お灸に使う茶色いモコモコした綿みたいなものを「もぐさ」と言います。
では、もぐさは何でできているのでしょう?
実は 100%よもぎ です!
よもぎはキク科の多年草で草もちや生薬にも使われ、道端にも生えている身近な草です。
これがどうしてもぐさになるのか不思議ですよね!
実は葉っぱの裏側に白い綿毛のようなものが生えてますが、これがもぐさになるんです。
よもぎは精油をたくさん含んでいて香りが良いのが特徴です(チネオール、シネオールという)。
まず4月頃によもぎのやわらかい若葉を摘み、3日陰干しします。
そのあと3カ月間天日干しするとカサカサに乾燥して、もぐさ作りの元になります。
これを粉々にしてふるいにかけると、枯れ葉や茎が落ちて綿毛が残ります。
この作業を繰り返していくときれいなもぐさになっていくのです!
- ミキサーで粉々にしてみましょう。
- ふるいにかけましょう。
- これを地道に根気よく、くりかえします(^^)
- きれいになってきたら完成でーす!
お疲れ様でした(^o^)丿
お灸が体によいわけは…
- 白血球がふえて免疫があがる
- 血糖値が上がり元気が出る
- 内臓の働きが活発になる
- 体があたたまる
というわけで、病気に負けない体づくりに最適です!
昔の人は<<足の三里>>にお灸を据え、長寿の灸と言っていました。
お灸の種類
- 直接灸,透熱灸:燃えきるまで消さない、いわゆる熱いお灸。悪いところは熱さを感じにくいので、何回かくりかえす。1壮(そう)と数える。
- 知熱灸:熱さを感じたら取ってしまうので火傷にならない。
- 間接灸,隔物灸:ショウガやニンニクの薄切りの上にお灸を乗せる。台座付きの市販のお灸。
- 灸頭鍼:鍼にお灸を乗せたもの。