院長せんせの日記

院長のつれづれブログも始めました。こちらもご覧下さい*^^*

2010.12.14(火)  メロディー
ゆうべテレビを見ていたら、
合唱をするとドーパミンが分泌されて免疫力が高まると言っていました。
なるほど~。そういう事もあるかも知れません。
歌を歌うとストレス解消になるとは聞いていましたが、
合唱やハーモニーは和音の美しさや声を合わせる楽しさがあるのでしょう。

美味しい食事や、美しい景色などもストレスを消す効果があるんですねと患者さんと話していたところです。

ちょっとした事ですが、体も心も元気で過ごせる工夫をしてみたいと思いました。
まずは♪ドミソ~かな


2010.12.08(水)  ジモンさんが来ました!
と言っても、近所の餃子屋さんの取材で通りかかっただけで、うちじゃないんですけどね。
寺門ジモンさんと隣の床屋さんと数分間おしゃべりしちゃいました。
テレビのままの雰囲気で、元気な方でした。
上半身がゴツかった!さすがネイチャー寺門!

寺門ジモンさんが蕨の餃子屋さんに行く番組があったら見て下さ~い。
テレビがまわっていたので映るかも知れません!どうかなあ~。出たら嬉しいっす!


2010.11.16(火)  ノロウィルス
急に寒くなったので、感染性の胃腸炎がはやっているようです。
手洗い、うがい、マスクなどで予防しましょう。
何かを食べる前や外出した際には、特に手洗いと出来ればアルコール消毒が望ましいです。
100円ショップで売ってる小さな携帯用スプレーにアルコールを入れれば出先でも使えるので良いですよ。
アルコールは薬局で数百円で買えます。
手の消毒は風邪やインフルエンザにも効果的ですから1つ持ってると安心です。
家族に下痢、嘔吐、発熱の症状が出たら、
トイレのドアノブや蛇口のハンドル部分も消毒して、他の人に感染しないように気をつけましょう。
子供が幼稚園や学校で感染してきて、家族が次々とかかるなんて話は良く聞きますからね!


2010.11.10(水)  秋晴れ!でも…
秋晴れ、小春日和の良い天気が続いてますね。日なたがポカポカして大好きな季節の一つです!
でも、注意点もあります。それは湿度が低い事。
昨日は東京で湿度11%!室内の目安が60%と言われているのに較べると極端に低いです。
肌が荒れたり、ノドや鼻の粘膜が痛くなったり、いつのまにか脱水気味という症状が出てもおかしくありません。
肌や粘膜が弱い方はマスク、ノド飴、うがい、こまめに水分を摂る、保湿クリームを塗るなどの対策を取ると良いでしょう。
風邪もはやってきていますので、保湿は風邪対策にもなりますね。

せっかくの秋晴れの空気の中、マスクをして過ごすなんてさみしい気もします。
落ち葉の匂いを感じたいですね。
昔の人はどうだったのでしょうか。現代人は弱くなってしまったのでしょうか。
実は都心部の湿度が以前よりだいぶ低くなってきているそうです。
土の地面と緑が減り、コンクリートで覆われているので地表の水分が減っているのが原因。
そう言えば霧もほとんど出なくなった気がします。霜柱もそうですね。
まずは地面を保湿しなければならないって事ですかね?!
最近は保水機能のある舗装もありますが、まだまだほんの一部に過ぎません。

あとは確かに人間も弱くなってきたかも知れません。
何しろストレス社会ですから、交感神経が優位になって粘膜の血流が悪くなっているのでしょう。
極端な例では、緊張するとノドがカラカラになりますよね、あれです。
鍼灸は自律神経の調整が出来ます。粘膜の血液循環を良くして寒さや乾燥に負けない体を作りましょう!


2010.11.04(水)  寒いですね~
こんにちは
先週は突然寒くなり本当に驚きました。
10月なのに、10℃そこそこは体にこたえます!雨がまた追い討ちをかけて冷えを体に呼び込んでしまったようです。
しかも、今年の猛暑で体の感じる温度が5℃くらい狂って設定されてしまっているようで、
20℃でもこんなに寒いの~?!という感じでしたから、余計にこたえましたね。
あの暑さあっての、またこの寒さ…ギャップにやられないように気をつけましょう。
具体的にはお風呂で手足顔に水をかけたり(そして温まり直してもかまいません)、
朝に顔を冷水で洗って体に寒さを教えるとかが良いと思います。
普段、風にあたる強い場所に寒さを感じさせて一足先に鍛えてしまうのです。

このところ寒い中で作業をしていてギックリ腰になってしまった方が続けて来院されました。
疲労した筋肉が冷やされ、より硬くなったところに急に負荷がかかって、
筋肉や関節を傷めてしまったのだと思います。
そういう時は温めて下さい。使い捨てカイロがとても便利です。
温めて痛みが強くなるようだったら、炎症が強いので冷やします。
冷やすという意味では、冷感湿布よりもアイシングのほうが効果的でしょう。
保冷剤などをタオルでくるんで数分間あてて、数分間休んで、またあててを何回が繰り返します。
お風呂もかるく汗を流す程度が良いです。 温めて気持ち良かった場合はお風呂にゆっくり入って下さい。
ただし上がったあとの湯冷めに注意です。同じ姿勢で汗を冷ましていると余計に痛くなるケースも…。
上がる時に冷水で絞ったタオルで汗を抑えるといいでしょう。
オススメは汗が引いた後にもう一度湯船に入る事です!
一回目は体や頭を洗うし、温まろうとするので湯上りにどうしても汗が出ます。
汗をかいた体を触ると思ったより冷えてる時はありませんか?
そんな時は再び湯船に入り、冷えが取れたなと思った時点で上がると汗もあまりかかず、体がポカポカして気持ちいいですよ。
風呂上がりに家事をして寝る頃には足が冷えてしまうという方にもオススメです。

安眠にもつながりますので是非お試し下さい!


2010.10.05(火)  秋
すっかり秋の空気になって、金木犀の甘い匂いがどこからか漂ってきますね。
先日は体験田んぼの稲刈りも無事に終わり、猛烈に暑かった夏はもう過去の話のようです!
金木犀もそうですが、イネ科の草などいろいろな花粉が飛んでいるみたいです。
暑かったから草木の生育も良いようで…。
どうも鼻水が出て、ノドがいがらっぽいなんて人は花粉症の可能性も。
外出から帰ったらしっかりとうがいをしましょう。ノドの粘膜が荒れていると、風邪もひきやすくなります。
秋は乾燥や冷え込みでノドを痛めやすいですね。
鍼灸で喉の炎症を抑える事もできます。
気になる方はお気軽にご相談を。


2010.09.20(月)  涼しくなりました。
あの観測史上に残る暑さを記録した「夏」が、ついにおわりかけています!
本当に暑かったですね~。
途中から、秋は来ない!と自分に言い聞かせてました…。
まだ日中は30℃前後あるので暑さを感じますが、朝晩の気温が下がってくれたので助かります!
明け方は20℃近くまで下がるので、体調管理をしっかりとしましょう。僕はさっそく喉が痛みます。いけませんね。
鍼をして、うがいをして、寝具を用意して、過労や寝不足をしない。季節の変り目に喉が痛くなる人は要注意です。
夏は暑さに対応して、人間の皮膚も薄くなるそうです。
今年の夏に順応した皮膚は当然かなり薄くなったのでは?と想像されます。
これでは10℃近く低くなった秋の空気がいつもより冷たく感じて、体が対応するのが大変でしょう。

今年の夏は特に高気圧が強く、ほとんど雨も降りませんでした。
これは「暑さ」を除けば、体にとっては安定した気圧で湿度もそれなりにあるという好条件でした。
秋は逆に低気圧、乾燥、朝晩の冷え込みなど、体調管理が難しい条件です。夏の疲れも出てきます。
台風が来て久しぶりに雨が降った日に、膝や腰が痛いという方がいらっしゃいました。
また体が慣れるまで、ちょっと辛抱ですね。

秋空の下、気持ちよく運動して汗をかいても夏のようにベタベタしないのは、夏よりも空気が乾燥していてどんどん蒸発するから。
皮膚は気化熱で冷まされて思ったより冷えている事も…。
皮膚は中医学では「肺」が担当している場所。喉痛や咳が出たら、風に体をさらさないように気をつけましょう。

それにしても良く眠れます。気温が下がるとこうも眠たくなるもんですかね~


2010.08.31(火)  サプライズ
近所にザプライスという安いスーパーがありますが…
それはおいといて

昨日、鍼灸の学校でお世話になった解剖学の先生が来院されました。
とりわけ解剖学は好きな科目だったので、先生にお会いしてとても嬉しく、懐かしく感じました。
いろいろお話しを伺えて、また勉強になりました。そして学生の頃の新鮮な気持ちになれました。
また明日も頑張ります。


2010.08.17(火)  蕨で熱中症
当院がある蕨市で、野球部員が練習中に熱中症で病院に運ばれるというニュースがありました。
7人が運ばれて3人が入院したそうです。
12時頃は隣のさいたま市で37.9℃…炎天下のグランドは40℃以上でしょうか。
同じ時間帯に僕も外にいましたが、風もあまりなく、立っているのもしんどいくらいの暑さでした。
体調を崩された方々の回復を祈っております。
是非、倒れない工夫をした効率の良い練習で強くなって欲しいです。健康を害しては元も子もないですからね。

同じ時間に甲子園では試合をしているのですから、頑張りたいのでしょう!
がんばれ!高校球児!

今年は過去最高の暑さでしょうね。昔は水も飲まないで練習した…なんて言ってられないです。
30年前は30℃になったら「今日は暑い!」って言ってた気がします。今日と比べたら8℃も低いじゃないですか!
あー、30℃にならないかなあ。

ちなみに、昨夜9時で外気温33℃。エアコンの設定30℃でブワーっと冷風が出ました。
このエアコンは冷房で32℃の設定があり「これ、使うの?」と思ってましたが、使いますね、今年は。
外気温との差は5℃がいいと聞いた事があるので、37℃なら32℃設定でも十分ですもんね。

熱中症で亡くなった方は意外に室内で、しかも夜間が多いらしいです!
熱帯夜の時はしっかりクーラーをしましょう。
そして、朝起きたら熱いお茶で体をほぐしてリセットしましょう!

気温の話ばかりで読みにくかったらごめんなさい。「昔は~」と言う前に具体的な数値でこの暑さをとらえないと、キケンだと思ったので。
最後まで読んで下さってありがとうございました!

それでは!


2010.08.16(月)  立秋を過ぎて
とても立秋だなんて気分ではありません(旧暦なので当たり前ですが)
でも、戸田の花火大会の日(8/7)は夕方から風が涼しくなり、とても気持ち良く見る事が出来て最高でした!
荒川の土手の上は少し肌寒いくらいで、敷き物の下のアスファルトの熱が心地良かったです。
それは明らかにポカポカとした温度で「どれほど日中は太陽で温められているのだろう」と思わされました。
そして、もう少し涼しい素材で道路は出来ないものか、またはこのエネルギーを利用出来ないものかと考えてしまいました。
先日行った川口のスキップシティー科学館の屋上にある、太陽光で温める温水器の温度は48℃でした。
お風呂なら熱くて入れません!日本の住宅に標準装備して欲しいです。
これ(またはソーラー発電)と雨水タンクがセットで各家庭につけられたら、水道光熱費が下がるんじゃないかと。
ソーラーは電力が余れば売れるらしいですね。そうなると天気予報の晴れマークが待ち遠しい!
雨水タンクはトイレや植木に使えます。そしてタンクをつけてからは、雨降りがさほど嫌ではなくなるらしいです。
雨=溜まる…の図式ですね。激しい夕立なんか来たら万々歳!晴れも雨も楽しみになりそう。
とまあ、くだらない事を考えてたりしますが、なんとか最近の異常に暑い夏を乗り切る術が欲しい今日この頃です。

この暑さでは、昼間の公園で遊んでいる子供達の姿を見ないですからね。

さて!今日は夜間も気温が30℃以下に下がらないらしいので、寝ている間の熱中症に気をつけて、
クーラーと水分補給(もちろん塩分などのミネラル入りのやつ)を忘れずに!
みなさん、意地を張らずに適度にクーラーをつけて下さいね。
もっと良い環境の地球を子供達に受け渡していきたいものです…

それでは。


2010.08.05(木)  今日から!
今週前半に早めの夏休みを頂きました。今日から平常通りに診療しています。
海でリフレッシュして来ました。また、皆様のお越しを心よりお待ちしてます♪

さて、一周年キャンペーン☆8月もやります!
8月はマッサージベッドとフットマッサージ機のセットを、約30分通常500円のところを300円で!
どうやら、この暑さで足がむくんでいる女性が多いようです。水分の代謝が間に合わないんですね。
マッサージベッドにはふくらはぎのマッサージ機能がついていますので、ぜひご利用下さい!
そして、この異常に暑い夏を乗り切っていきましょう!

※室内での熱中症も増加しています。水分補給だけではなく、室温の管理にも気をつけましょう。


2010.07.26(月)  猛暑!
暑中お見舞い申し上げます。みなさん、いかがお過ごしですか?
クーラーは嫌だ!と言ってられないキケンな暑さですね。クーラーも上手に使って乗り切りましょう。
今まで体を冷やすからダメですよと言っていた食品も有効です。コーヒーやバナナも暑さ対策に利用出来ます。
ただし、クーラーの部屋で汗もかかずに冷たい飲み物を取るのはダメですよ。温かいお茶にして下さいね。
外から汗だくで帰って来たときは冷たい水分のほうが吸収が良いらしいです。
自転車でアスファルトの上を移動していて腕時計の温度計が45℃を越えた時がありました。
その時は5分に1回、口に軽く水を含み飲むというのをしました。ずいぶん疲れ方が違いました。
喉が乾いたと思ってからゴクゴクと飲むのではないという事です。
喉が乾いたと感じた時には体の水分はかなり失われていると言います。そして胃で吸収出来る水分も決まっています。
ですから、この猛暑で運動すると喉が乾いてからでは水分補給が間に合わないんですね。
気付いた時には体が動かなくなり熱中症…とならないように気をつけましょう!

夏バテ、冷房の疲れを取りにいらして下さい。
心よりお待ちしております。


2010.07.14(水)  暑かったり寒かったり
昨日は寒いまではいかなくても、かなり涼しかったですね。そして今日は暑かった…。
体はすっかり暑さに慣れてしまっていたので、昨日はうっかり喉を痛めてしまいました。
さっそくうがいをして、鍼をして、温かい蜂蜜カリンを飲みました。
もともと喉が弱いので、カリンが出ると漬けておくのです。
それから梅シロップも漬けました。
夏場はこれで元気だして乗り切ります!


2010.07.07(水)  夏は冷えの季節
近年は夏が冷えの季節になっています。
今年はまだ夏本番ではないですが蒸し暑いですね!
昼間もクーラー、夜寝る時もクーラーでは体が参ってしまいます。窓を開けて寝るのも同じく体を冷やしてしまうので注意!
冷えてしまったら朝に暑いシャワーを浴びて、一回体をリセットしましょう。
胃が働かないようなら、温かい飲み物をオススメします。
朝、温かいお茶を飲むと胃が温まるのがわかります。フーフーしないでも飲める位の熱さが良いみたいです。
お試し下さい♪


2010.04.19(月)  マッサージベッド!
マッサージベッドとフットマッサージ機を導入しました。
マッサージベッドは、背骨の両側の筋肉を下から押し上げて刺激してくれます。
また背骨の両側にはたくさんの重要なツボが並んでいますので内臓も刺激されとても効果的です。
姿勢も矯正されますので前かがみになりがちな方にもオススメです。
マッサージベッドにはホットパックが敷いてあるのでポカポカしてとても気持ち良いです。
さらにマイナスイオンも発生しています。これ、実感はないのですが、いつのまにかスーッと楽になる感じで気に入ってます。
さらに!ベッドに乗りながら、第二の心臓と言われるふくらはぎをエアの力で押してほぐしてくれますので、
筋肉のこりをほぐして、血流とリンパの循環を改善してくれます。
立ち仕事で足が疲れた、むくみが気になるという方には良いですね。

フットマッサージ機は、足裏をゴロゴロと刺激し、同時に左右から圧迫してもんでくれるのでかなり楽になります。
足が疲れている方は効果を実感できると思いますよ!

2つセットで500円
鍼灸と一緒なら300円
4月は鍼灸をした方は無料でお試し頂けます!

ぜひ一度お試し下さい♪


2010.04.09(金)  桜
桜の時期に寒い日があるのは毎年の事ですが、今年は特に寒い気がします。
お陰で花は長持ちして、珍しく入学式まで持ちそうです。

ほこりっぽくて乾燥した春風と冬の寒風でちょっと喉が痛いです。
マスクをすれば良かったのですが、花粉症の調子が良いので油断しました。いけませんね。
一日の中で春と冬が入れ替わる天気です。気圧と温度も変化が激しいので気をつけましょう。

春遠からじ
しかし体は
油断禁物…
ですね


2010.03.30(火)  本
最近、鍼灸の本を購入しました。
今は絶版になっている本だったので入手出来て幸運でした。
また嬉しかったのが、本を売って頂いた方との交流が短いながらもあった事です。
鍼灸の奥深さや素晴らしさに触れ、本当にまだまだ未熟ですが、これからも先達の先生方を目標にしっかり勉強をしていこうという気になりました。
またある方からちょうど興味のある本を貸して頂きました。
それもお二人からという事で、貸して下さった御本人にも、巡り合わせにも感謝しています。
本当にありがとうございました!

ただ、なかなか読む時間が取れなくて、もっと早く気付いていれば!と。
でも今だからこそ解る事もあるし、今からでも読める事に感謝して少しずつでも前に進めるように頑張ります。


2010.03.17(水)  花粉症2
今年は花粉の飛散量が多いと言われてますが、いかがでしょうか?

鼻水ずるずる、くしゃみが止らない、目はかゆくて…。
この状態は花粉症の発作みたいなものですね。こうなったら、鼻炎薬が必要です。
なぜ、そうなるのでしょうか。
日常的に鼻の粘膜や結膜に微小な炎症箇所があるのではないか…と思います。
喘息がそうだと言われていますね。
喘息では普段の気道の炎症をいかに抑えて、大きな発作を起こさないようにするかという治療法が有効という事です。
花粉症もこれが当てはまるのではないかと思いました。
つまり普段から傷ついている粘膜に都会で変異したスギ花粉が付着する事でアレルギー反応を起こし花粉症になるのでは。
これが中医学で言う体質的な要素にあたると思います。
なぜ粘膜に炎症があるのかというのが細かい証(病気を起こす基本的な体質みたいなもの)にあたって、それプラス花粉=外邪で花粉症になると思います。
例えば、肺の気が弱い体質、肺気虚証(普段から肌が白くて弱く、咳が出やすい、風邪を引きやすい等)の人が、
春先の寒暖の差で冷たい風に当り肺の気を更に損傷してしまい、鼻の粘膜に炎症を起こし、
排気ガスで変異したスギ花粉を吸い込んで花粉症発作を起こしてしまう。
その他にも体質の分類はあります。
また、この時期は中医学でいう「肺」に良くないのです!
肺は皮膚を司ります。春先の急に温かい陽気で薄着になったところに冷たい冬の風、または温かい風であっても汗ばんだ皮膚を思ったよりも冷やします。
そして空気は乾燥している。当然粘膜は傷みます。
冬場よりも体の表面を無意識に冷やしやすい時期と言えます。
都市型生活ではこの環境からは逃げられないですから、やはり体質を変えるしかありません。
今からでも遅くないです!鍼灸で花粉症になりにくい体質に改善してみませんか?


2010.03.02(火)  花粉症
スギ花粉症の原因は何でしょう?
もちろんスギの花粉…ですが、天然の状態にある純然たる「スギ花粉」だけではここまで大騒ぎになる花粉症にならないようです。
花粉が都会に飛ばされて来て排気ガスや粉塵と合わさって、アレルギーを起こしやすい形に変化する事で多くの人が花粉症になるのです。
ですから「昔はスギの木の下で花粉まみれになって遊んだのに花粉症になんかならなかったぞ!」「花粉症になんかなるのは都会の弱い人間だ!」というのは少し違うのですね。
でも確かに人間のほうの変化もあり、アレルギー体質と言われる方は増えていると思います。
主に生活環境によるもので、
 ・夏場のクーラー
 ・一年中冷たい物を飲食する
 ・食事の内容(油や糖分の過多)
 ・運動不足
 ・デスクワーク
 ・特に長時間のパソコン
 ・慢性的な寝不足や過労状態
などで冷えた体になっているのでは…。当然免疫力も変化しています。
生活の為には仕事も選んではいられません。それは仕方のない事ですが、だからこそそれを補うような養生を心掛けたいですね。
もっと広い環境で言えば、戦後の植林でたくさんのスギが植えられ、その後に林業の衰退で手入れが行き届かず枝が伸び放題のスギ林。
黄色い花粉が煙のように立ち上がる映像をテレビで見ると、花粉を飛ばす前に枝を切れないのかなと思います。それで春先の花粉症が楽になるんだったら一年に一回くらいボランティアで切りに行ってもいいです。
まあ、現実は難しいので自己防衛するしかないですね。マスクに眼鏡、うがい、出来れば鼻うがいも。
鼻うがいというと痛いイメージですが、スポイトでぬるま湯を垂らすだけなら痛くありません。スッキリしますよ。ぜひお試しを。
あとは花粉症時期は特に寝不足しないようにする、コーヒーや刺激物は避ける、あと甘い物を過食しないというのも昔から良く言われています。

せっかくの春の空気、マスクなしで吸い込みたいですね。
梅の香りや冬とは違う匂いがして、新学期や新しい生活が始まるような、不安なような、期待感でワクワクするような、あの感じが蘇ります(^-^)


2010.02.25(木)  受験
鍼灸按摩マッサージ指圧師の国家試験が目前です!
がんばれ!未来の鍼灸師!

試験が終わっても勉強は続きます。でも好きな事だと身が入るし、身につくんですよね。
治療は「これでいい」という事はなく、「まだまだ、もっともっと」です。
僕も初心を忘れずに頑張ります。
よろしくお願いします!


2010.02.12(金)  またまた雪
今年はなかなか寒いですね。
2月は雪が多いと言われる通りになってますね。受験の時期に雪…大変です。
新聞に埼玉県の受験生が石川県に受験しに行って、前夜に吹雪で電車が止ってしまい、
困った受験生が吹雪のなか真夜中にヒッチハイクしてトラックに乗せてもらって
試験開始10分前に到着した話が出てました。
いいニュースです。受験の時ってただでさえ緊張しているのに、トラブルにあうなんて。
でもその試験の小論文の題が「私が感動したこと」
無事に合格したそうです。
この感謝の気持ちを周りに返していきたいと言っていたのが印象的でした。

このニュースの直前に、
やはり受験生が乗るバスを間違えてしまって、でも乗り換えるお金がないと言って困っているのを見て
お金を貸してあげた事があるという話を聞きました。
その子はお金をもらっても返せないと言ったそうです。
でもその方は「私には返さなくてもいい、でも将来ちかくに困っている人がいたら同じようにしてあげなさい」と。
なんだか最近こういう話を聞くと涙が…。
年、なんですかねー。
寒い時期にすっかり心が暖まりました。
寒風のなか桜の蕾も膨らんできています。もう少しで春!寒いほど待ち遠しく、嬉しい季節です!
ちなみにスギ花粉は例年の3割程度との予想が出てますね。体調を整えて乗り切りたいものです。
花粉症のご相談も受付けています。お気軽にどうぞ!


2010.02.06(土)  体の冷え4
あれこれ書いてきましたが…。
体を温めるのはとても良い事で健康維持の役に立つ、とは思います。
でももちろんそれだけで全てが解決するわけではありません。

不調になった体は日常の生活で無理をしてバランスを崩しているのです。
温めるだけではなかなか治りませんし、例えば風邪は寝てれば治ると言われても休めないですよね。
どうしても薬に頼らざるを得ない生活です。
そんな社会だからこそ鍼灸の価値があると改めて思いました。
崩れたバランスを体の外からの刺激で元に戻す必要があるんです。
そして戻るのはみなさんの自然治癒力です。鍼灸はそのお手伝いをしているだけです。

中医学では体温調整の仕組みの不調を大きく4つに分類しています。
まず基本の考え方として、体内には熱(陽)と冷やす作用(陰)があります。
1.体内で発生した熱が強い状態。
2.熱自体は普通だが体の冷やす作用が不足している為に、結果として熱が強くなっている状態。
3.熱は普通だが冷やす作用が強い状態。
4.冷やす作用は普通だが熱が弱くなっている為に、結果として陰が強くなっている状態。
それぞれに働いている臓腑があり、不調の理由があります。
1は陽を抑える。
2は陰を補う。
3は陰を抑える。
4は熱を補う。
という治療になります。
寒さもあと少し!
頑張りましょう!

でももうすぐスギ花粉の季節ですね
(*_*)ああ、憂鬱


2010.02.04(木)  雪
滑らないように注意して歩くので足元ばかり見てしまいますが、空はすごく綺麗な青空です!

2010.01.23(土)  体の冷え3
肩凝りや腰痛の方で、あまり湯船に浸からないという話を聞く事があります。
お風呂は体を温めるのにとても効果的なので、ぜひシャワーだけではなく湯船に浸かって体を温めてあげたほうが良いですね。
入浴は水圧によるマッサージ効果があるとも言われてますし、体を取り巻くお湯から体に隙間なく温かさが伝わるので効率的と言えます。
お湯の量が多ければ熱量も大きいのでより温まります。家のお風呂より銭湯とかの大きなお風呂のほうが温まりますよね。
湯船に入らないという人は、すぐにのぼせて入っていられないと言います。
おそらく末梢などの循環が良くないので、熱が行き渡らず苦しくなってしまうのでは…。
そういう方は足湯や腰湯がオススメです。心臓から遠い所からゆっくりと温めるといいでしょう。
ぬるめのお湯でじっくりと入ると芯まで温まるといいます。
僕はやや熱めのお湯に短時間入るのを繰り返すのが好きです。それも首までどっぷり浸かって入るタイプ。
あまり入浴時間をゆっくり取れないので短時間で温まる方法になってるのかも知れません。
これ、心臓に負担がかかるので真似しないで下さい。
でも首の後ろのコリとかには良さそうです。
あと頭が冷えてる時はざぶんと頭まで入ってしまいます。不思議と首肩が軽くなります。でもオススメは出来ませんね…。
血圧の高い人や心臓の悪い方は無理な入浴は危険です。ご注意下さい!
真冬はお風呂での事故が多いのでくれぐれもご無理のないように!

あと、足が冷えて風邪をひきそうな時。
ぜひ熱めのお湯で足湯をしてみて下さい。
出来れば膝下くらいまで入れればベストですが、バケツにお湯を入れて熱いお湯をつぎ足しながら数分間入るとだいぶ楽になります。
風邪は早めの処置が鍵です。お試し下さい。

2010.01.21(木)  体の冷え2
前回は食べ物の話をしました。
寒い時はどうしますか?厚着は自分の熱を逃さない為。熱源に近付くのは外側から温める為。
いくら着ても寒いというのは自分の熱が弱いからかも知れません。
ではどうやって自分の中で熱を作っているのかというと、
まず内臓で栄養素を代謝する時の熱、それから運動によって筋肉から出る熱があります。
じっとしている時は内臓が熱を出して、動くと筋肉も熱を出し始めるという事です。
余談ですが、人間は寒いと生命を守ろうとして一番大切な体の中心部の温度を下げないようにします。
深部体温が3~4度下がると意識を失い、さらに下がれば死んでしまいます。
その為にまず命に直接関係のない手足からの放熱を避けようと温かい血液を回さないようにします。
手足が凍傷で失われても命は助かる…というわけです。
温かいところに行くと今度は逆に手足に血液がよく回ります。
これを利用したのがアイシングやお風呂での温冷法です。
だから寒くなると手足から冷たくなるんですね。そして冷え性の人は手足が冷えるのが嫌だと訴えます。
夏でも冷たい!という人もいます。なんらかの理由で末梢の血液循環が弱い場合です。
冷え性は自分の作る熱の量と末梢の血液循環が関係していると思われます。
自分で作る熱を増やすにはどうしたら良いでしょう?
運動によって代謝をあげて、筋肉の熱生産を盛んにする、筋肉がつくと基礎代謝があがるので動かない時の熱生産もあがります。血液循環も良くなります。
まず歩くのが良いでしょう。ふくらはぎは第2の心臓と言われていて下肢の循環の要です。
冬でも晴れた日中にとっとこ歩いていると足裏がポカポカしてきます。これがいいんですね!
しばらく黙々と歩くと用心して付けてきたマスクやマフラー、帽子がいらなくなるでしょう!オススメです。
一日では効果をあげるのは難しいですが、歩く事を習慣にして体に熱を出して循環させる事をなじませてあげると良いと思います。
生活の改善ですね。そういう意味では冷え性も生活習慣病と言えなくもないです。病気じゃないですけど。
それでも温まらない、歩く元気がそもそもないという方は、体の「腎」が弱っているのかも知れません。
「腎」とは中医学で言う先天の精、生命活動の源、また体の熱の源「命門の火」がある所なので、鍼灸で調整をされると良いでしょう。
あとは後天の精「脾」平たく言えば胃腸の消化ですね。これももちろん大切です。食べられなければ体は温まりません。
食事をした直後から体は熱を出します。とくにタンパク質は30%が熱に変わるとも言われています。食事の質にも気をつけてみて下さい。
あとは運動する時間がないという方。意外と多いと思います。
鍼でこりをほぐし筋肉の血流を良くして仕上げにストレッチ
仕事で過敏になった交感神経を抑えて副交感神経を優位にする事で末梢の循環を良くする事も出来ますよ。

2010.01.12(火)  体の冷え
体の冷え、なかなか改善しにくい症状だと思います。
外出の際に帽子やマフラー、マスクを着けると体温を奪われず、呼吸の湿度も保たれ風邪予防にもなるのでオススメです。
温かい靴下を履いたり使い捨てカイロを使ったり…みなさん工夫をしているようですが、食事はどうでしょうか。
真夏にとれる物を食べたり飲んだりしていませんか?
コーヒーやバナナは赤道直下で栽培されるもので、体を冷やす作用が強い食べ物です。
意外とコーヒーが習慣になっていたり、体に良いからとバナナを食べている人は多いと思います。
でも冬の間は冷え性の方は控えるようにしたほうが良いでしょう。
その他にもトマトやキュウリも体を冷やす作用があります。
トマトに塩をふって食べるのは、トマトやキュウリに含まれるカリウムの作用を弱めるのに役立ちます。カリウムは塩分を排出し体を冷やしてしまいます。
寒い地方の食事の塩分が高いのは寒さから体を守る昔からの知恵でもあるんですね。
最近の家屋は暖房も備わってますから、昔と同じように塩分を摂っていると高血圧等のリスクが高まってしまうので程々が良いでしょう。

そのかわりにショウガの入っている温かい飲み物は昔から体を温めると言われています。
すり下ろす手間が面倒な方はチューブの練り生姜を紅茶に少し入れてみたり(けっこうイケます)また今は手軽に飲めるショウガ入り飲料が市販されているので利用してみるのも手かも知れません。
トマトは血液サラサラに良いから食べたいという方は…
加熱するとカリウムがなくなるので温かい料理にして食べると良いと思います!ぜひ美味しく食べて下さい。

中から熱を作る環境を作り、その上で鍼灸をすると外からの刺激でさらに末梢の血液循環も改善されるので良いですよ。

2009.12.30(木)  いよいよ
年の瀬ですね。
大掃除で寒いなか慣れない動きをすると腰痛になる事があります!
筋肉は温度に敏感で寒いとすぐに硬くなるんです。プラス慣れない動きをするとぎっくり腰のリスクが高まります!
痛くなったら、寝れば治る、そのうち治るではなく、早めのメンテナンスをオススメします。こじらせると治療も長引いてしましますよ…。
12月と1月は初めての方の割引きキャンペーンを実施してます♪ぜひこの機会にお体の手入れを!
年末は12/31の午前中まで
年始は1/4から通常通り営業します。

2009.12.16(水)  風邪
中医学では、体の外からやってくる悪いものを邪と言います(外因の六邪)。暑邪、寒邪、湿邪などがあり、風邪もその一つです。

現代では風邪というと発熱、咳、鼻水、喉の痛みなどですね。インフルエンザの検査が簡単に受けられるので、風邪の中でも熱が高いとインフルエンザではないかという事になります。検査がない時代は全て風邪という事になっていました。スペイン風邪がそうですね。
中医学のいう風邪はいわゆる風邪症状だけではなく、かゆみやめまいと言った症状も含まれます。特に冬場の風邪は現代のカゼと共通したもので、寒邪と一緒に入って来るので風寒と言われます。体が弱っていると入りやすいです。弱ってなくても入る時があります。
さあ、カゼっぽいな…という時、自分が疲れてひいたのか、元気だったけれどたまたま寒さとカゼ菌にあたってカゼをひいたのかという違いがあります。
普段から体の調子を整えておけば風邪をひきにくいのは確かです。鍼灸を定期的にやるようになって風邪をひかなくなったという話を聞いた事もあります。
冬場の体調管理にもぜひご利用下さい!

2009.12.01(木)  認知症
NHKの日曜フォーラムで認知症と鍼灸や漢方薬についてやっていました。
西洋の薬に漢方薬と鍼灸を合わせる事で効果があるという事でした。脳が活性化するのが認められていました。
障害を受けた脳でも活性化するのであれば、健康な人の脳も活性化してるんでしょうね。
認知症の鍼灸も保険で受けられるようになると良いですね。でも現在の政府は湿布と漢方薬を保険から外そうとしているらしい?そんな状況では難しいでしょうね。
今後は完全に病気ではない人は保険診療を受けられなくなってしまうのでしょうか。そういう人は多いと思うのですが。
漢方薬や鍼灸などがもっと身近になると良いと思っています。

2009.11.19(木)  なぜ鍼灸師になったのか
よく聞かれるのですが、いろんな理由があります。
もともと人体や健康に興味があった、手に職、独立開業…などなど。
そして、いろんな職業の選択肢の中から自分の人生にぴったりの職業だと思ったんですね。
でも小さい時に家族の肩もみをして、喜ばれておこづかいもらった、あの体験の影響も大きいなと思いました。
子供の頃の成功体験って大切ですね。
お昼休みにTBSラジオの「小島慶子のキラキラ」(オープニング)を聞いていて、自分の成功体験は「肩もみ」だなあと思いました。

2009.11.14(土)  腰痛といっても・・・・・・
人それぞれ。その人の生活、体つき、性格などに左右されます。
でも、ある程度の傾向があります。
前かがみの姿勢が多くて腰痛になっている人(イスに長い時間すわっている人も当てはまります)
このタイプは腰と背中の間の筋肉も硬くなっています。そこで、ここにも鍼をしてパルスを流すとだいぶ改善されます。
これは自分も前かがみが多くて腰が痛くなったので、さっそく自分でやってみて「楽になった!」と実感したものです。
こういう実体験をフィードバックしたものは特に患者さんに効果を実感してもらいやすいです!
ですから不調はチャンスだと思っています。腰痛の辛さも解りますしね!

2009.11.12(水)  冷えは万病のもと
明日の朝は8℃!
気温が急に下がるこの時期、自律神経は体温調整に使われてしまい、内臓の働きがおろそかになりがちです!
ちゃんと水分を取っていても便秘になったり、乾燥した冷たい空気で喉の痛みが出たりします。
足元を温めるとずいぶん違います。
あと外出時は頭を冷やさないようにしましょう! 頭部からかなり体温が奪われます!肩凝りや頭痛の予防にもなりますよ。
もし明け方に冷えてしまったら。
忙しい朝には、レンジで温めた蒸しタオルを首肩や顔に!熱がじんわりとしみこんで気持ち良いですよ。
崩れてしまった自律神経の調整には鍼灸がとても有効です。経絡(気の流れの通り道)に冷えが入るといろいろな症状が出ます。
肺…鼻水、咳、喉の痛み
脾胃…胃痛、悪心、下痢便秘
腎…足腰の冷え、頻尿、膀胱炎
など。
気になる症状があれば、お気軽にご相談ください!!




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