□■上手な鍼灸の受け方■□

鍼は初めてなんだけど・・・
どうしても緊張してしまって・・・
刺す時に痛いんじゃないの?

そんな不安でいっぱいのあなた。大丈夫です。
体の力を抜いてリラックスしましょう!
体に力が入っていると痛みを感じやすいです。
また、痛いんじゃないか?という予期不安で体がこわばると痛くなってしまいます。

1、2回お腹で深く息を吐きながら、
皮膚の力を抜いて(皮膚をゆるめるイメージをします)
緊張で力が入った肩を下げましょう。
ベッドに寝ている場合は、力を抜く時にベッドに体が沈み込むようにしてみましょう。


すると、全く刺さる感覚がなく済んでしまいます。 これは注射にも応用出来ますよ!
途中で痛く感じた場合も同様に力を抜いていきます。

吸うのは無理に深く吸わなくても大丈夫です。


鍼を刺入するときに体のどこで痛みを感じるのでしょう?

まずは皮膚、次は筋膜(筋肉の表面)。
神経は痛みというより響く感じです。
筋膜も痛みというより響く感じですね。いわゆる鍼の響きというやつです。

体の力を抜いたのに、チクンとする場合があります。
これは頭では身体の力を抜いたつもりでも、悪いところというのは緊張しているので、まわりに較べてそこだけが堅くなっているのです。
そして、不思議な事に鍼を刺した瞬間に緊張は解けてしまいます。
チクンとした場所にそのまま刺し直すと2度目は痛くないのです。
良くなる為とはいえ、チクンしないほうが良いので、なるべく皮膚の緊張を取るようにしてから刺入しています。

鍼は力を抜けば大丈夫というのは理解して頂けたでしょうか?
回数を重ね慣れてくると体の力も抜けて、ほとんど痛くなく鍼を受けられると思います。
リラックスして、安心してお受け下さい。


そう言われても、やっぱりちょっと痛いみたい・・・
痛くないはずなんだから、このくらいの痛みは我慢しなければ・・・

いいえ、我慢する必要はありません。
鍼が刺入した時にどんな感じがしたか、遠慮なく教えてください。お灸も同じです。
こちらで刺激の強弱を調整いたします。
患者さんと意思の疎通ができると、施術もスムーズに行え、効果も上がります。
改善の近道にもなります。
お互いに気持ちよく施術時間を過ごせれば、と思っています。

また、「前回の施術後、こうなった」というご意見もとても参考になります。
患者さんとしっかりコミュニケーションが図れるように心掛けていますので、
不安や心配なことでもお伝えください。
あなたに合った施術を見つけて、少しでも体を楽にしていきましょう。


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